2016 October

 

 

 
 
 
 
軽井沢の歴史的建造物の一つ、聖パウロカトリック教会。1935年に英国人の ワード神父により設立され、米国建築学会賞を受賞したアントニン・ レーモン ドが設計を担当した木造の教会。レーモンドの故国の隣国、スロバキア地方の教 会の外観と、独自の木造鋏状トラスのボルト締めと言う方法で 作られているの が特徴。イタリア人の教授御夫妻は「木造の教会」という事でどうしても御覧に なりたかったようで、大変興味深く御覧になる。私は子 供の時のかすかな記憶 しかなかったこの教会を改めて訪問できて感慨深い。

 

 

 
 
ソニー名誉会長である大賀典雄氏が寄贈した16億円の資金で鹿島建設の設計に より2005年4月29日にオープンした軽井沢大賀ホール。どの席へ も音か 均一に届くように建物の形状を五角形として設計されたため独特の外観。フォア イエからは紅葉に彩られた美しい人工湖が眺められ、小さいなが らに日本離れ した雰囲気。

 

 

 
 
 
「鼓童」は日本の伝統芸能を現代に再現し佐渡を拠点に世界で活躍しているプロ の和太鼓集団。名称は心臓の鼓動そして子供(童)のように無心で太鼓 を叩くと いう意味があるそう。パリでは大変な人気でなかなかチケットが取れないので、 後輩のT嬢のご招待に感激、軽井沢大賀ホールと言うのも嬉し い。「ワン・ アース・ツアー〜螺旋」は創立35周年を迎える鼓童が、坂東玉三郎氏の演出に より、受け継がれるDNAを表現した作品。大小さまざま な和太鼓のそれぞれ に違う音色と、玉三郎氏のデザインによるモダンな衣装、和太鼓の新しい世界に 感動する。

 

 

 
 
母校の学園祭「和祭」に伺う。「和ーやわらぎ祭」というネーミングも、奥ゆか しくてとても好き。いつも楽しみにしている先輩方の作品展、「丁寧に 生き る」という私自身のテーマを再認識させられるような素晴らしい作品の数々。母 校のボランティア活動に参加なさり、ご自身ではこのように細かい 手仕事をご 家庭のお仕事の合間に少しずつ積み重ねて仕上げていらっしゃる、女性の生き方 に選択肢が増えた今こそ、先輩方の奥ゆかしい生き方に学ぶ 事があるはず・・・。

 

 

   
 
 
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パリに戻るKLMの機内で、懐かしい「スーパーモデル」の展覧会の記事を見つ ける。その昔日本の雑誌もスーパーモデルを起用して、パリの最高級の スタジ オで撮影していた時代もあった・・・。私のイヤリングをつけたリンダ・エヴァ ンジェリスタをピンナップスタジオで見た時は本当に感激したこ とを思い出す。
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